まかない日記2021

August 2021年8月

September 2021年9月

引っ越しが決定しました。
というのはネット上のことではなく、リアルのすみかのことですが。

現在のところは東京の西、多摩地区の入り口あたりで
サイクリングにはとてもいいところでした。
マンションの三階からの富士山の眺めも最高だし。
でも、古いマンションの意外な落とし穴として、上下の音がただ漏れ、という欠点が。
管理組合のかたの話だと
「横壁はコンクリ10センチあるんですが、床下は5センチない薄さ」とか。
おそらく、たたみ前提に作ってあるからじゃないかと思います。
たたみを取り払い、リホームしてフローリングにしたら、下に音が響きまくり。
まあ、もしかしたら新コロナ収入減で悩んでいるのかもしれないけれど
今年に入って下の住人から騒音のクレームが連発されるようになって、
もう見切りをつけるしかない、となりました。

で、今度は音で悩まないように、と「楽器可」の物件をここしばらく探していたんです。
知らなかったんだけど、多摩モノレール沿線に多いんですね、国立音大があるから。
そちらの不動産屋さんのサイトを見ると、音楽可物件がまとめて並んでいるんですが
鉄骨マンション以外に、木造アパートもけっこうある。
これでピアノ可???
問い合わせてみたら、そういう物件は、防音物件ではなく、ご理解物件らしい。
音出しする人ばかり住んでいるからお互い様、
入居に当たっては「音の苦情はしません」と誓約するんだって(笑)

さて、自分が今回選んだのは西所沢なんですが、所沢もやはり音楽の街でした。
市の政策として「音楽のあるまちづくり」をやってらっしゃる。
まあ今は新コロナで制約ばかりですが
老若男女が音楽を楽しみ、アーティストが羽ばたく街を目指しているとのこと。
やっぱ自分みたいなものは、そういうところに住んでこそですよね。
音楽に接し、音楽にかかわるドラマを見つめていきたいです。

所沢市役所でお作りになっている「音楽のあるまちづくり」マップ

August 2021年8月

ここしばらくギター合宿みたいな日々です。
ギタープログみたいなものを作ってしまったら
やっばり自分がうまくなきゃ話にならん、という本質が
誰にいわれずとも自然と身に迫ってきてしまって。
で、まあとりあえず BWV998 プレリュード・フーガ・アレグロでもやるか
と軽い気持ちではじめたわけですが・・・

ところが、これがとんでもなかった。
わりと明るくのどかな曲想なので、ずっと個人的になめてた曲なんですが
ただ明るいだけで、じつはとんでもなく深かった。

まず、この曲はなんなのか、と考えて、
子だくさんで奥さんを愛していた「バッハの日常」と気がつくと
バーッとイメージが広がって、自分の子供時代の実家の記憶とも重なって
涙が止まらなくなってみたり。

「いや、これすごいじゃん」とあらためてネットを調べたら
なんと有名なセルシェルがパリコンクールで歴史的な優勝をしたとき、
その演奏曲がこれだったんですね、全く知らなかった。 
世界最難関コンクールの優勝者が弾くほど難曲ですか?
と、わたくしも最初は思ってしまったけど・・・

速弾きのテクニック的には、より見せ場があるものがバッハ曲にもあるんだけど
それらは無伴奏バイオリンや無伴奏チェロからの編曲で、
和声はついていながらも基本的には単旋律楽器用なんですね。
このBWV998は、もとがチェンバロ曲なのて、根っからの副旋律楽曲。
伴奏としての低音ではなく、第二旋律としての低音、
これをしっかり弾くというのは、速弾きとは別次元の難しさ。
そもそも何度聞いても、何度弾いても「頭がついていかない」のです。

そしてこの「頭がついていかない」という感覚こそ
バッハがバッハたる所以ですよね。
たとえばもとがバイオリン曲のシャコンヌは
感動的な名曲だけど、ほとんど頭はついていきます。
しかしこっちはついていかないのじゃ。

練習というか、もう考えてもしかたないので
丁寧にくり返し続けて、バカな脳を育てるしかない、って感じ。

ただ不思議なことに、なれてくると考えなくても弾けるようにはなってくる。
ていうか、むしろ考えると止まるし。
思考を差し込まず、右脳だけで音楽とたわむれる世界。
そんなことが、この曲の先に広がっている。
この曲が本物だからこそでしょう。

なんか、ほんと、すごい。
なかなか自分のものにならない絶望に押しつぶされそうになりながらも、
こんなすごいものに触れられる、という喜びは
贅沢なほど感じている今年の夏です。

July 2021年7月

ギターブログを書いてみたら
“やっぱり自分がちゃんと弾けないと話にならない”
という気分になってきて
今は夏のギター合宿状態なのです。
朝から晩までバッハとバリオス。
しかし楽器というのは不思議なもので
意識を高く持って練習していると
やはりどんどん上達するのがわかる。

ていうか、もともとがヘタすぎただけとも言えますが(^_^;)
7月には録音チャレンジと思っていたけど
まだしばらくは試行錯誤が続きそうです。

バッハのフーガでは、
一つ一つの音を楽譜どおり伸ばすと
全くべつの音楽になるのがわかるし。

いちおう楽譜の音(頭)は出ていても、指がきつくて持続はできていない
というところは、じつはいっぱいあって、
そういうところを一か所ずつ練習してつぶしていく。
うまくできるようになってくると
そこから浮き上がるハーモニーが気持ちいい・・・ 

とりあえずしばらくはギター練習の夏。
みなさんも良い夏を!!

June 2021年6月

このところブログ更新ばかりしていましたが
今日は短篇小説3本リライトアップしました。

まあしょせん短篇だし
メチャクチャすごいということはないにしても
でも、やっぱり小説は小説でいいものです。
三本続けて読んだら、最後は泣けてしまった。

自分としては、どうしてもライトノベルっぽい作品は苦手。
マンガを読むのが苦手なのと同じ感覚かも。
自分がなじむのは、古くはアップダイクやブローディガン、
最近だとアン・タイラーやジュンパ・ラヒリみたいな、
行間がきっちりと詰まっていて
文芸作品らしい良心的な”重み”がある方もの。
メグ・ライアンの映画で「ジファーソニアン」という言葉が出てきたけど
読書を愛する知的な良心みたいな感じですね。
まあ自分は読書という行為自体はあまり愛してはいないですけど、
文学に良質なものを求める気持ちについては、わりと理解しているつもり。

そういう方向性が、今の日本のネットでどうなのか、
正直、まったくわかりませんけど、
自分なりに良いと感じることを形にして発信するのは
無意味なことではないと思うのです。

まだまだアップしたい過去作品はたくさんあるので
しばらくはこのリライト作業も他と並行してやっていく予定です。
よろしくお願いします!!

May 2021年5月

今日はいろいろやることあるつもりだったのに、
昼過ぎから自分が書いた長編を読み始めたらとまらなくて
気がついたら夜10時すぎてた(^_^;)
ギターを弾くことすらせず
途中、納豆ご飯を食べただけで。

まあ、読みながら若干の修正もしつつだったから
時間がかかるのはしかたがないけど
休日一日、これでぶっ飛んでしまった。

「うさぎの歌 第一部」

でも、やっぱり、たくさん泣いて、感動して、
スポーツのあとのようにすっきりサッパリ。

最近話題のオリンピック関連のえらい人が
東京に来て一泊300万円の部屋に泊まるとかいわれてますけど
では、その300万円の部屋に一週間連泊していいから
君が書いた小説体験を全部明け渡してもらおう
と、もし神さまが言ってきたら、僕は即お断りする。
そんなことで交換できるほど、安い経験ではない。
……そんなことを、あらためて強く考えてしまった。

今は「ノベルアップ」という自作小説投稿サイトに載せていますが
ギターブログの公開が始まったら、
この長編もこちらのホームページに移行したいです。
クラシックギターに興味がある人にこそ読んでいただきたいから。
しかし、書くことより、移行することの方が
面倒に感じてしまう自分がいる……
しかたないか(笑)

April 2021年4月

小説と並行して、ブログ記事を書き始めているのですが
いざ書こうとしてみると、なかなか奥が深くて
これはこれで時間がかかりそう。
この日記みたいなやつは、まあ好きに書いちゃえばいいんだけど
アフリエイトとして報奨金が発生する商品リンクまで
視野に入れて文章を書くとなると
やっぱり、いいかげんなことはかけないし。
でも、クラシックギターにしても、アトピーにしても、
自分がかかわって、苦しんで、多くの時間を費やしてきたことは
書くこといっぱいある。
そのへん、いったん全部吐き出して、精査して
記事として公開するのは、やっぱ一ヶ月仕事になるのかな・・・

でも、こういうのって、おそらくがんばったらがんばったぶんだけ
多くの人に役に立つものになっていくだろうし、
それは間接的に自分の報償としてもかえってくること。
こういうシステムが存在する時代に生きていることに感謝です。

でも、小説のリライトとか、ブログばかりじゃなく、
ギターの練習ももっとしたい、とか思ってみたりしてね。

ところで、ふと新作宇宙戦艦ヤマトを見てしまった。

自分は松本零士監督の旧作ファンで
新作はちょっと見て「これはちょっと」と避けていたんだけど
いざ見続けてみると、これはこれでたっぷり工夫が追加されていて
すごい力作と理解してしまった。

特に当時の音楽が、今でもゼンゼンありなのは嬉しかった。
新展開もわくわくして面白かったけれど
でも、やっぱり、何か満たされないものが……
それが何なのか、自分にはよくわからないし、
案外、新しい森雪の魅力のなさ、という
一点だけのことなのかもしれないけれど。

麻上洋子さんの魅力って、確かにあったなとあらためて思う。
「あまり声なんか出したくないのに、無理して出すと甘い声になっちゃう
むしろこれは問題なのよ!!」みたいな。
今のクリアなデジタル音響で
そんなアナログ演技はそもそも無理なのかもしれないですが。
すっきり通る声ばかりがいい声だとは自分は思わないけど
そんなの自分だけかな……(^_^;)