まかない日記2022

動画配信を始めて時間を取られています。
ブログの方はこのまま保留させていただきます。
よろしくご理解の程を。
You Tube@ThisIs22

December 2022年12月

この秋から動画作りを始めていまして
昨日はついにジンバル攻略にチャレンジしてきた。

ジンバルというのはカメラのブレを抑える電動スタビライザーのこと。
ネットで買ったはいいけど、現物を手にしたら使い方がわからなくて。
三点電動式って、見るからに複雑そうなんだもん。

幸い同じ機種の説明レビュー動画を発見、
なんとか設定し、持ち出して使うことができました。
あの説明動画がなかったらと思うとゾッとします。

ネット動画で助けられ、自らもネット動画を作っていく。
面白いものです。
とりあえず作るのはしんどいけど。

もちろん単に面白いだけでなく
自ら発信してみることって、
一人で緊張して気分が上がって
そのテンションが自分に跳ね返ってくるのも興味深い。
ダラダラして下がりがちな自分を、自分で叱咤する、みたいな?

個人的には、小説って
自分の斜め下から湧いてくる感じがする。
トークは、ななめ上に向かって
投げかけていくのがいいと感じる。
多分、使っている脳の位置に関する感覚だと思うけど
本当はどうなんでしょうね。

まだまだ一人で模索しながらですが
いずれは広く繋がれるといいな。

November 2022年11月

の夏のギターコンクールチャレンジが終わってから
しばらく生活のための仕事が多忙だったのですが
そのおかげで少しだけ余裕ができまして、
噂のミラーレス一眼というものを買ってしまった・・・

2017年に発売され、ひかきん氏らYouTuberたちが
いっせいに使いはじめたルミックスGH5。
それが中古なら10万円を切るということでポチッとな。

というわけで、動画のお勉強をすすめていました。
そりゃあそうですよね、いいカメラを買ったら
いきなり動画がアップできるわけじゃない。
カメラのPDF取説を開いたら300ページ以上あるし(^^;)
自分は動画編集ソフトは持っていたんですが
その使い方もほとんど知らなくて。

とりあえず近いところの「トトロの森」レポートを作ってみましたが
やはり屋外撮影するならジンバルがほしいですね。
GH5は強力な手ブレ補正機能が内蔵されていて
ただ持って撮るぶんにはいいんだけど、歩くとやっぱガクンときちゃう。

まあしかし、レポート動画を編集するのは大変な労働と知りました。
アニメの演出さんのように「尺の感覚」が
数値(秒)で把握できればまだいいんだけど
今は、いちいち再生確認して長さ修正、とやってますから・・・

でも、取材編集ではなく、
手抜きして部屋撮りトーク番組風にしたらどうよ、ってやってみたら
意外にいい感じだったのです。


しばらくこれを続けてみようかと。
「動画で収益得ようと思ったら50本から」なんて話もあって
とりあえずは視聴数は気にせずに。

October  2022年10月

昨日は休みだったのですが
半日かけてビデオ用のシナリオを書いてしまった。

というのも、いよいよ自分もYouTubeで情報発信してみようかと。
「また安易に流行りのものに乗って」とご批判がありそうなところですが
実はこれには自分なりの思考が背景にあるのです>

テーマは「日本」というもの。
社会とか経済は明らかに専門外なのですが
自分なりにふと気がついたことがありました。

かつて自動車王国だったアメリカが、
日本車に席巻された時代がありました。
あのときのアメリカではいわゆる「アメ車」と呼ばれる
押しの強い、大柄な車が主流。
それはデザイナーが意図したことではなく
市場調査によるユーザー志向がそうだったのだろうと思います。

今、日本ではどうか?
ドヤ顔ワンボックス全盛。
それはおそらくデザイナーが良かれと思って設計したわけではなく、
ユーザーが求め、そういう物が売れるから、そうなっちゃう。

これって、かつてのアメリカと似てませんか?
実はネットで見ると、最近発売されている韓国、中国、米国新興メーカーの
電気自動車が素晴らしすぎる。
性能、価格、デザイン、すべて日本車を超えている気がする。
なにより「スマートなデザイン」とが美しい。

かつて大味にふくれあがった米国自動車をスマートな日本車が席巻し
アメリカに失業者があふれたようなことが
まもなく日本にもおきるのでは・・・

この類似に気がついたのは数週間前のことなのですが、
よく考えてみると、同じことが
小説、音楽、漫画、アニメ、などにも言えるのかも。
今はみんなで押しの強いもの競争している状況で
「真面目に良いものを作っても売れない」となりがちだけど、
この状況はまもなく逆転するのでは?

そういえばアメリカの大味な時代の影から
ウィンダム・ヒルレーベルが誕生していたし
やがて80年代のタイトなポップスが新時代を作っていった・・

埋め込み再生されないときはYouTubeでお願いします、ロバートパーマのオフィシャル動画です。

ロバート・パーマの少しエッチなヒット曲、
ただのロックミュージックのようですが、
実はいい音で聞くとタイトな音作りに驚かされます。
ギター、ベース、ドラムなど、それぞれハイカット・ローカットをバッチリ効かせて
必要な音域だけ鳴らしている。
だからそれぞれの楽器の質感が恐ろしくくっきり。
そんなタイトなイメージがモデルお姉さんダンスにも反映されている。

もし、大きく考えればそういう時代の流れなのだとしたら
今の日本に生きる自分としても
みなさんの押しの強さ競争に乗るのではなく
本来のスマートでタイトな良さを形にすべきと思った。
それは世界に受け入れられるはず。
だったらいっそ英語で発信すればいいんじゃね?
というわけで、目指すは日本人による英語字幕ユーチューバー、
その英語シナリオを昨日は書いていたわけです。
グーグル翻訳さまの力をお借りして。

まだ、動画機材や編集方法は整っていませんが
そのへんも精力的にやっていきたい所存です。
いながらにして、日本を飛び越えて世界へ、ってわくわくしてしまう・・・

September 2022年9月

なんと明日がコンクール当日なのに、ぜんぜん緊張感がないまま、
昨日は夕方から飯能の湯に行ってしまった。
うちのもよりの駅から電車で20分。

あれはよかった、期待以上でした。
もとより「湯で検索」ということは自分は普段からよくやっていて
片道10キロくらいの銭湯に自転車で行ってしまったりしているところですが
「飯能には銭湯は存在しない」とずっと思いこんでました。
もとより水道水がいいところなので銭湯など存在意義がゼロ。
でも、ここにきて見つけてしまったのです。
某ビジネスホテルが、立ち寄り湯もやっていること。

ホームページを見てもはっきりせず、電話で確認すると
確かに600円で広い風呂を利用できる、とのこと。
ここから飯能までは片道15キロ以上あるので
とりあえずいつもの自転車はやめて電車で行ってきました。

ネットで知り得た水道情報のよると、
その地域の水道は75%飯能オリジナル、25%県南水道。
自分のアトピーが良くならない原因が
県南水道にあると感じ始めたのはここ数年ですが、
このビジネスホテルの湯はいかに?

湯につかっているときは完璧とまでは感じなかった。
やはり25%の県水は混ざっている印象でしたが、
さて、湯上がりはどうなるか、と思っていたら、
劇的に改善された。
ずっと続きっぱなしだったかゆみや赤い腫れが消えている。
すでに慢性化しているので、すぐに完治とまではならないけれど
これを続けたら確実に良くなる……
もちろんビジネスホテルの風呂は温泉ではありません。
おそらく飯能の水道水。
これで「県南水道」という原因があらためて明確になってしまった。

日が暮れた飯能、列車を降りて歩くのは初めてだったけど
以外なほど高校生が多く、みんな生き生きしていた。
水が良いところの人々は笑顔だ、としみじみ思った。
駅から離れると、虫の音だけが響く静けさでしたけど。

ある意味終着駅の飯能駅、ここから折返しで秩父方面に。

ちなみに都心から遠いといっても、特急なら40分、大宮などとかわらない。
飯能の高級住宅地、美杉台に住んで
レッドアローで通勤、というプチハイソライフはいいですね。
住宅情報を見ても今すぐに良い物件は見当たらないんだけど
ゆくゆくは引っ越しを考えたいな。

August 2022年8月

この夏はギターコンクール挑戦
というわけで、ずっとがんばっていました。
8/20に行われた三鷹アマコンはちょっとしたハプニング。
とっても素敵なホール空間での演奏で、
ステージ脇に控えた人たちは、みな超緊張してしまう。

残響の豊かさで有名な「風のホール」

自分も指が震えるほど緊張してしまった。
最終予選の順番になって、防音扉から明るいステージに歩み出て
弾き始めてみたら、緊張で全然だめで、
曲のつながりを間違えたところでストップ。
忘れたわけではなく、「あかん、別テイクや」と弾き直し。
咳払いをして、仕切り直しで、開き直ったら
めちゃめちゃいい感じに弾けてしまった。
ミスもなく、感情をたっぷり込めて。
自分でも「減点にはなるだろう」と思ったけど
じつはコンクールで弾き直しは失格なのでした。

失格にはなったけど、弾き直した演奏は
おそらく今回の参加者の中でもダントツと評しても過言ではなかったはず。
最終予選通過は10人の予定だったけど今回は9人、
あえてその説明は一言もなかったけれど意味はわかりました。

今回はコロナの影響か、図抜けて上手な人が一人もいなかったようで
自分も本戦に進んでいたら入賞も夢ではなかったと感じたけど
まあ、これも勉強ですね。

やっぱ自分は、人の感情を感じやすい、
聞いている人が飽きてしまったら、自分も弾くのに飽きてしまうし、
緊張している人にかこまれたら、何をしてもだめで自分も緊張する。
しかしいったんステージに出てしまえば
目の前の客席の人たちは、緊張なんかしないでリラックスして聞いてらっしゃる。
なるべく早く、観客の皆さんのほうに気持ちが切り替われば
緊張の影響を脱して、普通に演奏ができるはず。
次の機会は、ぜひ!!

July   2022年7月

やっと部屋に新エアコンが来てほっとひといき、
で、昨日の午前にふと「温泉に行こう」と思い立った。

つまり夏サイクリングです。
部屋が熱くてグダグダだと、とてもそんな元気はなわかなかったけど
涼しい部屋でよく眠れたら、がぜん行く気になってきた。
で、出発したのが11:20、
青梅市内に入ったのはちょうど一時間後。
この時間が、絶妙なんですよね。
日差し最高で、夏満喫もさることながら、
営業者もダンプの運ちゃんも昼休みということで
道が少し静かになるのです。
無防備なサイクリストとしてはこれはとてもありがたいこと。

沿道に広がる狭山のお茶畑

湯は「青梅石神温泉 清流の宿 おくたま路」という
近代的な温泉宿、そのお風呂だけ利用。
ここは平日に行くとだいたい貸し切りです。
今回の先客二人はいたけど、彼らが上がってしまうと、やはり貸し切り。
理由はよくわかりませんが
湯が透明でさらっとしていて、あまり温泉っぽさがないからか、
あるいは泉源を持つのではなく、小河内ダムで水没した泉源から
タンク車で運んでくる「運び湯」だからか・・・

しかし、ここの単純硫黄温泉は、実はとても優秀なのだ。
うっすら硫黄臭のところに、殺菌効果のホウ酸と、炎症を静めるカルシウム。
アルカリ性だけど、低膨張性で、肌に優しい。
よく美人の湯といいながら、肌の油分を取り去ってガサガサにするアルカリ泉があるけど
そういうのとは根本的に異なります。
長湯しても、湯ただれとか起こさない快適さ。
基本的に、武甲山で有名な秩父の南から、あきる野市の秋川渓谷まで
東京西部の温泉は、このタイプの優秀な温泉が散在しています。

多摩川の先に見える「清流の宿おくたま路」

一時間以上ゆっくりと湯に使って、来たときに多かった上り道の筋肉疲労をほぐして、
帰りは快適な下り道メイン・・・のはずだっんだけど
流石に暑くて、下りメインでも約25キロの帰路のあとはバテてしまった。
ただ、せっかく温泉入っても汗をかいたら元の木阿弥、と思うかもだけど、
実はそうでもなくて、ここの温泉の後の汗はベタつかない。
帰宅して、濡れタオルで拭ったら、それだけでさっぱり。
体の中の良くないものがまとめて吹き出てしまいました
という根本的な爽快感。
これは、サウナで汗をかいただけとは違って
自ら運動をして汗を流したあとならではの、本当の心地よさです。

まだ夏は始まったばかり。
これからも週イチくらいで夏サイクリングしていきたい!!

June   2022年6月

この夏に挑戦しようと考えていたコンクールの録音審査予選ですが
昨日結果がきました。
実はこれ、初めて応募したときはあっさり通って
その程度のものかとなめていたら、その後2回落とされています。
落選の通知だと、参加賞の小さなプラスチックの盾みたいなのが入っていて
こんなの誰も欲しがらんよ、って感じなのですが
それが入っていると、封筒が少し厚い、だから開封しなくてもすぐわかる。

実は一昨日、出がけにポストを見たら
なんか厚めの封筒が入っていて、マジ焦ってしまった。
それは実は市からのもので、
昨日届いたギター関連のものは、ちゃんと薄かったのでした。
ホッと胸をなでおろしました。

でも、まだ本選用の曲とか、全然弾けてないし
これから本気で頑張らなきゃ、です。

じつはあわせて小説の方も動いていて、
いったんネット公開したこともあるギター高校生小説の方、
そろそろリライトの方が形になってきたので
ネットで扉イラストを発注してしまった。
今は「ここなら」という、個人技能者に直接依頼できるサイトがあって
イラスト、翻訳、楽譜の書き起こしなど、いろいろあるのですが
今回はもちろんイラスト。
冬ごろからチラ見して、合いそうな方はいらっしゃらないかなと探っていまして
今回、ついに正式依頼に発展したもの。
完成予定が8月です。
それを待って、小説もあらためて公開していこうと思います。
原稿用紙換算約500枚、おもしろく書いたつもりなのですが・・・

この夏はいろいろアクティブにいくよ!!

May   2022年5月

もう花粉は大丈夫っぽい、ということで昨夜は自転車で久米川の銭湯に行ってしまった。
ボイラーで沸かすのではなく、ヒートポンプ式で温められた湯のナチュラルさが魅力の銭湯、
昨年の引っ越し前は、たまに行っていたけど、引っ越しをしてからは初めて。


久米川や八坂あたり(いわゆる「女子無駄」の聖地)は
以前の東側からのアプローチと、今の北側からのアプローチ、
どちらも6〜7キロほどで距離的にあまりかわらないのです。
まあ、風呂に入るだけのために片道6〜7キロサイクリングする人もめずらしいと思うけど
夜半の道は車が少なくて走りやすいし、風呂上がりに夜道を走るのはとても気持ちがいい。
じつはめっちゃおすすめです!!

途中、狭山丘陵の一番端のところを通って、軽く丘越えしたのですが
そこに入ってみたら完全に真っ暗で恐かった……

Googleマップのストリート画像。この小道を夜中に入っていったのです。


「トトロの森2号地」とされる森の端っこに当たると思うんだけど
予想していたよりもはるかに雰囲気激変してビックリ。
ふわっと暗い道に入ったと思ったら、
木々のすれる音と森の匂いに、完全にすっぽりと包み込まれてしまう。
おもわず自転車を止めて観察してしまった。
深い森……トトロ? 猫バス?
きっと、雨なら、あの夜の森のシーンに近くなっていただろうけど、
今回はそうではなく、深く幽玄な雰囲気に圧倒されるばかり。

それにしても自転車で10分も走らないうちに
こんな深い自然を実感できる場所があったことに驚いてしまう。
それに、やっぱ「トトロの森」は夜に来てこそ。
昼間の森もヘルシーでいいけど、不思議な夢は夜開くのです。
そんな訪問ができるのは、近所住みだからこそですね。

April   2022年4月

へんな話だけど、
というか、自分は男だし、いい大人だけど、
なんか昨日から、泣いてばかりいる。

もちろん24時間という意味ではないけど、
音楽聞いても、ギター弾いても、アニメ見ても、
視界が涙で霞んでしまう。
なんなんだろう、これ。

正直、これがどういうことなのか、よくわからない。
ただし、ターニングポイントはあって、
昨年秋から月2回で教わりにいっているギターの先生のところで
バッハのシャコンヌを弾いてから。

まだ夏のコンクールに向けてできてないことばかりで
やるべきことは目の前にたっぷりあるとわかっていながら、
しかし、ここしばらく爪のコンディションが悪くてろくに練習できなかったし、
一つここで気分転換に、自分の好きな曲をみてもらおう、と。

「ええっ? シャコンヌですかぁ、ははは」
と先生は苦笑してらっしゃったけど
「好きな曲なんで、全部じゃなくても、少し見てもらえたら」
というわけで。

その先生の「ははは」の意味、
「やっちゃうの? 身の程知らずだよ」
という意味も半分はあったかもしれないけれど、
それだけではなかったのです。
あとになって理解したのは、
「この曲は涙なしには弾けない曲だよ」という
そこが先生も、自分と同じスタンスだったから。

ちゃんと音楽で、伝わるものがある。
個人的には長く長く伝わらない現実におおいつくされていたとしても
この世のどこかに伝わる可能性はあると信じてきたし、
そもそもこういう曲を作った人がいて、すぐれた演奏する人だって多くいるのだから
迷うことはないと信じてはきたけど、
いざ、リアルに直面してみると、
言葉を越えて、全てが救われた気がした。
そこから、なにかが開いてしまったような
妙な感じが続いていて。

いいことかどうかも、よくわからないし、
なにが自分の中で変化したのかも、よくわからない。

ただ、いわゆる演奏家ってのは、
これのことなのかな。

March   2022年3月

花粉もたけなわ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
自分としては、昨年の秋に引っ越してきたこの部屋が
機密性抜群で助かってます。

もともと安い木造アパートながら防音ルームということで
窓も三重サッシだし、隙間風はまったくないのです。
ただし換気扇はどうしても隙間風が入るところだけれど
名案発見、100均で汚れ防止フードというものをかぶせたら
これが換気扇に大きなマスクをかけたようなもので
外からの花粉はほぼシャットアウトです。

しかし、それにしても仕事や買いもので外出はしなければならず
そのたびに花粉性皮膚炎が悪くなって帰ってくるのは例年と同じ。
アレルギー炎症を起こして、表皮がはがれてヒリヒリ。
部屋にこもっていればある程度は回復できるのが今年のいいところですが。

しかし部屋にこもってばかりでは、心にも身体にもよくないですね。
早くサイクリングにいって温泉につかりたい。
あと一ヶ月のしんぼう。
そのあいだに部屋ごもりでできることをすすめたい・・・
でも、気持ちが上がらないと、それもなんかね。
あまりうまくいかない感じがする。
まあ花粉の春は、むかしからゲームをやりこむ季節
となるのも、いたしかたなしです。

うちはMacなので、有名なバトルゲーなどはできなくて、
いちおうファイナルファンタジーの最新のやつはできるんだけれど
あのネトゲワールドは自分には疲れるだけでワクワク感はなかったです。
結局、長く続けているグラブル(グランブルーファンタジー)に戻ってしまう。
課金できないので強くないですが、たとえばこんな・・・

ソーン140にしていながらゾーイ育成終わってないあたり、わかる人にはわかる感じかと(^_^;)

February   2022年2月

引っ越しをすると、今までとはちがう
新しいお医者さんにお世話になるわけですが
それがうまくいくかどうかって、けっこう重要なことですよね。
自分の場合は健診とかアレルギー薬ていどなんですが・・・

じつは所沢には防衛医科大学があって
そこの出身の方たちがやってらっしゃる新しめのクリニックが
どこもネットでは人気があるっぽい。

防衛大のポリシーは「総合診療」らしくて
専門にこだわらず何でも診れるのが本当の医師、と標榜。
これってドクターには大変だろうけど、
患者としてはとてもありがたいことですよね。

まあ、人気があると、たぶん待ち時間が長くて
さくっと薬だけ欲しい自分には良し悪し・・・

とりあえず近いところに、試しにいってみたんですが、
びっくらした、こんなの初めてじゃ。

先生がめちゃくちゃ丁寧で
「ボクのところに初診で来た人とは、お友だちになるまで放さないぞっ」
と言わんばかりの。

午後診療の後半で、待っている人が少なかったからでもあるんだろうけど
花粉性皮膚炎のこと、経緯から、季節性まで、時間をおしまず丁寧に話を聞いてくださり、
薬も定番のものに追加して、二種類試してみましょうと出してくれた。

追加されたのは喘息系の薬で、肌に効果があるかどうかはわからないけど
いちおうアレルギー薬に分類されるものなので、ものは試しということで。

しかも、隣の薬局に行ったら、
まちあいにクラシックギターが飾ってあるし。
ラベルをみても知らないブランドだったけど
弦は新しいものにはり替えてあるし、弦の付け方もまちがってなかったので
誰かが本当に弾いているギターっぽかった。

シダートップの茶色い色が、明るく無機質な薬局の中で
上質な質感をかもし出して、めちゃめちゃおしゃれ。

おいおい、クラシックギターを飾ってる薬局なんてはじめてだぞ!?
かっこよすぎだろ。

なんか、いろいろ自分の浅はかな予想をはるかに超越していました。
引っ越し、してみるもんですね!!

January   2022年1月

あけましておめでとうございます。
公開した動画を、先に紹介してしまいます。

しつこくBWV998プレリュードです、すみません。
しかしこれでもまだまだミスがなくなってないし、
音楽的にも、音質的にも、ますます悩んでいたりするんですが
とりあえず、この秋に引っ越してきた西所沢の風景とともに。

この近くには「トトロの森 ○号地」と名付けられた森が点在していて、
となりのトトロ的な風情のところなのかな、と来る前は自分も思っていました。
そういう自然の豊かさや奥深さは、もちろんなくはないんだけど、
でも実際には、トトロであり、もののけ姫であり、ナウシカなのだな、と感じる。
自然とともに、戦いで血を流す人の業、自然を破壊して豊かさを求める時代の力。

一ヶ月二ヶ月と経過してだんだん理解できてきたのは、
ここは「古戦場」だった、ということ。
かつて山口家の山口城という名の知られた勢力があったそうですが
1590年の小田原の合戦に参加して敗れ、城ごと取り壊されてしまったとか。
江戸時代以降は、なにもありません。
かなり古い話で、自分にも直感ですぐに察せられるような生々しさは伝わってこなかったのだけれど
時間とともに、やっぱりじわじわと感じてくる。
かつてここには武力で知られた地方の城があり猛者たちが集っていた。
彼らは、日々、死を考えていた。
「どう死ぬか」「何のために死ぬか」「何をもって死ぬか」
自らにとって、死を考えることが、強さであり、それがあるから、今を生き、
すべてが美しく、最高の愛を持って家族と接することができる。
気高い武士だったはず。
しかし武士が負ければ、刃に裂かれた肉体は死しかない。
あの平家物語で語られる壇ノ浦の合戦も
戦が終わってみれば、いつもとかわらぬ花の咲く春。
人の血で山全体を赤く染める、ということにはならないが
しかしその記憶は、丘全体に染み入って、今も静かに響いてくる

自分なりに、今は、バッハをもって応えたいと思います。
それもまた尊い死と生の断面と思うから。
青い空が、どこまでも続いているように。
亡くなった友も、これから出会う友も、青空のもとで
つながり響き合える年になるといいな。